2012年5月7日月曜日

GWは田舎で

GWは毎年田舎へ行くことになっています。
渋滞覚悟で出かけたけどやっぱり渋滞、、、
朝6時半に出て着いたのは夕方、約10時間かかりました。
今年は天気に恵まれずGW中はずっと雨模様で肌寒かった。
元気にしてくれている父親を連れて今年は「福島潟」へ行ってきました。

新潟には「潟」と呼ばれるものがいくつもあって
昨年、その前に行った「上堰潟」「佐潟」がラムサール条約によって湿地帯に生息する水鳥などの生物、植物などが守られています。
ここ福島潟も湿地帯に生息する生き物たちを見る事が出来ます。

展望から見た福島潟
例年より10日遅れて満開となった菜の花が雨にぬれて鮮やかに映し出してくれてました。
遠く五頭連邦が見えるのですが生憎の雨で見えず・・・
かやぶき屋根の建物は昔の新潟の家を再現した無料の休憩所


休憩所の中にはいるとNPO法人のおじさんが福島潟について語ってくれてました。

今は観光客を乗せて潟を案内してくれていますが、昔は生活のための必需品の小舟

「はざ木」 稲刈りを終わった稲は田んぼの周りに植えられているはざ木にかけて乾燥させます。
美味しいお米は天日干しが一番ね。

「ヒシの実」 これ食べられるんですよ。芋のような、栗のようなほくほくした食感。
秋になると沼地を一面覆い尽くして船が通れなくなるほどになるとか。
福島潟に「ヒシクイ」と言う渡り鳥が来るのですが好物らしい。
それでヒシクイという名前か?

魚を取るための仕掛け。ここに入った魚は二度と出られないそうです。
沼地に仕掛けてかかった魚を小舟で採りに行く、小舟はホント生活の足ですね。

福島潟の隣は田んぼ。GWは農家は田植えをします。
「ありがとうございます、遊ばせて頂いてます」と心の中で手を合わせました。
休憩所にあった「チグラ」農繁期になるとこの中に赤ちゃんを入れて畑仕事をするそうです。

父親孝行をして最終日は田舎の友人たちと居酒屋で久々の語らい。
食べるは飲むは喋りまくり。
楽しい時間でした。


お店からのサービスで「吉乃川 六段仕込み」がおちょこ一杯、内緒で一杯ふるまわれました。
美味しいお酒でした。

田舎での楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
帰りの高速道路は強い雨と風でスピードも出せずやっぱり渋滞。
GW初日に起きた悲惨なバス事故の後も目にし、生々しい跡がまだありおもわず手を合わせ現場を通り抜けました。
関越道を走る車はなんとなく安全運転を意識して走ってたような気がしました。
無理な追い越しや割り込みがいつもの年より少なく感じパトカーも多く出ていましたね。

さて、今度はどこに連れて行こうかな。
父親はこの年になって“観光”しているみたい。

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